› 安土学区まちづくり協議会 › 2014年05月

この広告は365日以上更新がないブログに表示されます。  

Posted by 滋賀咲くブログ at

2014年05月30日

生活に生きる葦

 2月に刈り取り、3月には葦焼きをした西の湖の畔には、4月になると新しい葦が芽吹き、日ごとにぐんぐん大きくなって、今では大人の背丈を超すほどになりました。ある日の早朝、その葦原の中で作業をする人影が見えました。何をしているのでしょう?ビニルの大きな袋を肩に、少し伸びあがるようにして摘んでいるのは葦の若葉です。成長を続ける葦の、上の方の柔らかな葉を摘み取り、乾かして粉にし、葦うどんや葦餅にするのだそうです。
 そして今日は、2月に刈り取った葦がどっさりとコミセンに届きました。実は安土のコミセンは大変に陽当たりがよく、朝日や西日が差し込んで、部屋の温度がとても高くなるのです。「今年はゴーヤの苗でも窓際に植えて、緑のカーテンでもしようか」と相談していた矢先、環境美化ネットワークの方から「ゴーヤの苗、要りませんか?」と電話をいただきました。「安土の町に緑のカーテンを」と、学区内の自治会に声を掛けているのだそうです。さっそく苗を頂きに行くと、環境ネットワークの方が「それやったら、葦で棚を作ったらええで」と、すぐに葦の束をどっさり届けて下さったのです。
 せっかく届けていただいた苗と葦。すぐに作業開始です。葦の皮を剝き、縦の軸には葦を5本束ね、横に1本の葦を括り付けていくと・・・、はい、立派なゴーヤの棚が出来上がりました。
 西の湖と言う、素晴らしい自然が身近にある安土。そこに生える葦は、水質の浄化だけでなく、普段の生活の中にしっかりと生かされています。そんな安土の宝物を、もっとたくさんの人に知ってもらいたいなあ、と思っています。
   


Posted by 安土まち協 at 20:12Comments(0)ころっけパパのひとりごと

2014年05月28日

布をつなげる・人をつなげる

 「う~ん、どの布(きれ)にしようかなあ?」机に積んである端切れの中から、好きな布切れを選びます。「この布に合うのはどんな色合いがいい?」組み合わせも考えて、次の布を選びます。
 5月14日から始まった「100人のキルト」プロジェクト。年配の人も、若い人も、男の人も女の人も、もちろん子どもたちも、だれが参加しても構わないのがこのプロジェクト。まずは布を選んで、一人が30cm×30cmの大きさの布(ぬの)をパッチワークで作ります。いろんな形や図柄の端切れを繋ぎ合せている人、10cm四方の正方形を9枚繋いでいる人、四角や三角の端切れを繋ぎ合せている人、みんな思い思いの組み合わせです。一枚出来上がる
と、名前を書いて提出します。最後はこの30cm四方のパッチワークで作った布を横に7枚、縦に5枚、全部で35枚を繋ぎ合せて、210cm×150cmのキルトに仕上げます。自分の作ったパッチワークが、大きなキルトのどの部分になるのかは、完成してからのお楽しみなのですが、とてもきれいに目立つ柄に仕上がった布は「これ、真ん中な!」と場所の指名もできるようです。すでに何枚かのパッチワークが仕上がったようなので、試しに5枚を繋いでみました。なかなか素敵な出来栄えですね。
 今日は、隣りの和室で行われていた離乳食教室に参加していたお母さんも、赤ちゃんを連れて途中参加。お母さんがパッチワークを楽しんでいる間、ちゃんと先輩のお母さんがお守をして下さっていました。
 次回は6月11日。その後は6月25日、7月9日、7月23日に集まります。ここに来られない人は、家で30cm×30cmのパッチワークを作り、来られる日に持ち寄ってもかまいません。子どもの参加も大歓迎。仕上がったキルトは文化祭で展示した後、地域での子育て活動の時に活用する予定です。さあ、みんなでワイワイ、ちくちく、楽しく喋って、楽しく縫いましょう。  


Posted by 安土まち協 at 17:19Comments(0)ころっけパパのひとりごと

2014年05月28日

WA13号

先月号です。画面をクリックしてください。


  


Posted by 安土まち協 at 08:49Comments(0)安土のWA

2014年05月22日

「しょうけ」の心は「まちづくり」の心

 「『してか』から『しょうけ』に変わるまちづくり」。これは安土学区まちづくり協議会の今年の重点目標です。『してか』は「〇〇してください」、『しょうけ』は「さあ〇〇をしよう」という、一昔前までこの辺りで使われていた言葉です。日常生活で何か困ったことが起きた時、住民は行政に対して「早よ〇〇してくだいな!」と要求を出し、解決を図ってきました。もちろん、住民税などの税金を支出しているのですから、よりよい生活環境を維持するために、行政からの支援はなくてはならないものです。でも、そればかりでいいのでしょうか?「最近、町の中がずいぶん寂しくなってきたなあ。」「人と人の関係が希薄になってきたなあ。」と思った時、行政に向かって「早よ何とかしてくだいな!」と言って待っていても、問題は一向に解決しません。そんな時、住民が「みんなでワイワイ活動できる何かを立ち上げよう!」と声を上げ活動を始める、そんな町になったら素敵ですよね。この前スタートした「布をつなげる、人をつなぐ100人のキルト」なんかは、そんな活動の一つです。昨年の100人コーラスのキャッチフレーズ「楽しく歌えば心は一つ・・・新しい地域のスタートの今・・・小さな町から、みんなで何か楽しいことを」「私たちの地域に新しいものを生み出したい」は、まさに住民主体のまちづくり『しょうけ』の原点なのです。
 今進められているコミュニティセンター等建設委員会の中でも「自然や湖、文化や歴史など素晴らしい環境があるのに生かされていない」安土の現状が語られています。大切なのはその次です。「だから行政がちゃんと本腰を入れて何とかしてくだいな」と言うのか、「そんならこんな面白いことしてみようぜ!」と立ち上がるのか。先日、発足の記念イベントを行った「ねっとわーく西の湖」も、そういった「しょうけ」を支援するNPOなのです。あの日も、西の湖の魅力、自然の豊かさをみんなに知ってもらおうと組織された「ツバメ探偵団」のメンバーが、子どもたちにも呼びかけて、ツバメの巣ウォッチングをしていました。
 「安土の町、最近なんか元気ないなあ、なんとかせんとあかんのと違う?」「せっかく生活を始めたまちなんやさかい、もっと面白いまちにしょうけ!」と思っている皆さん。安土まち協やねっとわーく西の湖が応援しますよ。ここに住んでいるみんなで、子どもたちから高齢者までが「住んでよかった」と思える“まち”にしていきませんか?  


Posted by 安土まち協 at 15:05Comments(0)ころっけパパのひとりごと

2014年05月17日

ねっとわーく西の湖発足記念ライブ

 滋賀県に申請を出していたNPO法人「ねっとわーく西の湖」の定款の縦覧も終わり、いよいよNPO法人としての活動が始まりました。近江八幡市から無償貸与をしていただく安土やすらぎホール(新名称・西の湖すてーしょん」)が活動の拠点となります。
 今日は、このNPOの発足を記念してのコンサートを開きました。昨年からも、やすらぎホールの活用を模索する一環として、クラシックコンサートを開いてきましたが、発足を記念する今回は少し趣向を変えてみました。
 お迎えしたのは、80年代に京都で活動していた伝説のバンド“レイ・ダウン”にボーカルとして参加し、その後関西を中心に活動を続けている高井啓二さんと、
KohsakaKatsumiBandとして、またソロシンガーとして活躍中の高阪勝巳さんのお二人。共に関西を中心に活動してきた音楽仲間による夢のコンサートです。しかしちょっと失礼なんですが、昨年のクラシックコンサートに足を運んでくださった方々は、比較的年配の人が多く、この手の音楽がお客さんのニーズに合っているのかなあ、と心配していたのです。
 ところがところが、登場した二人のおじさんによる気取らないトーク、息の合ったピアノやギターによる掛け合いの演奏に、いつの間にか会場のお客さんもノリノリです。高阪さんが作曲し、小学校の曲集として全国出版された「一つの祈り」などのオリジナル曲、一青窈の「はなみずき」などのJポップなど、演奏も多彩な内容です。ソウルの神様と言われたRayCharlesの60年代の名曲UnchainMyHeartの演奏が始まると、熱気も最高潮。西の湖の美しい新緑の景色をバックに、1時間余りの夢のコンサートはあっという間に終わりました。
 ねっとわーく西の湖では、これからも住民の皆さんと一緒に、安土の町が元気になるような取り組みを発信していきたいと思っています。西の湖すてーしょんで、いろんな出会いの輪が広がっていくといいですね。  


Posted by 安土まち協 at 18:20Comments(0)ころっけパパのひとりごと

2014年05月09日

可愛いジュニアポリスさん

 あさって11日は「母の日」ですね。日頃いろいろと家族のために心を遣ってくれているお母さんに、感謝の気持ちをあらわす日です。デパートなどの売り場には、母の日のプレゼント商品が所狭しと並んでいます。子どもたちも「今年は何をプレゼントしようかなあ」とあれこれ考えているのではないでしょうか。でもでも・・・、お母さんたちが一番喜ぶことって、家族のみんなが健康で元気に過ごしている姿を見ることなのではないでしょうか?
 そこで、近江八幡地区交通安全協会安土支部の皆さんは、「母の日」を前に、お母さんたちに交通安全の呼びかけを行うことにしました。呼びかけに参加してくれたのは、安土保育園5歳組の子どもたちです。園児たちは、お巡りさんジュニアポリスの制服を身に着けた可愛い可愛いお巡りさんに変身!フレンドマート安土店の前に集まってきました。2か所ある出入り口の前に立って、買い物を終えて出てきたお客さんに「交通安全に気を付けてね」と、声をかけ、交通安全啓発チラシとお土産を手渡しました。お土産は中屋で頑張っている工房安土夢(アンドーム)まるごと彩菜せんべい。受け取ったお客さんは、可愛いお巡りさんに「はい、はい」と笑顔で応えてくれました。
 安土保育園のみなさん、ご苦労様でした。  


Posted by 安土まち協 at 15:42Comments(0)ころっけパパのひとりごと