2017年02月26日

春の準備

春の準備 ♪春は名のみの風の寒さや~♪
 暖かくなったと思うと、また冬に逆戻り。まさに早春賦のこの時期、安土のあちこちで本格的な春を迎える準備が進んでいます。
 気持ちよく晴れわたった今日は絶好の作業日より。安土城外堀(五反田川・昔の中堀)にはたくさんの人が集まっています。6月上旬に行われる「あづち信長まつり」に向けて運行される和船による外堀巡りに備えて、お堀に茂るヨシや雑木の伐採作業です。今度のあづち信長まつりでは、武将が船に乗って外堀を進む計画が着々と進められているため、今回の安土城外堀再生プロジェクトと銘打って、沢山のボランティアを募ったところ60人近くの人があつまってくれました。
春の準備 さて、こちらはどこでしょうか?ここは西の湖の水環境を守るヨシキリの池です。小中の湖が干拓されたとき、西の湖に直接農業用水などが流れ込んで西の湖の水質が悪化しないよう、いったんこの池に水を迂回させ、水の中の泥などを沈殿させ、水をきれいにしてから西の湖に戻すために造られた人口の池です。小中の湖土地改良組合の皆さんが、岸辺のヨシが茂る前に、底にたまった泥などを取り除く作業をされているのです。
春の準備 そしてこちらは「ヨシ灯り展実行委員会」が西の湖の畔で行ったヨシ刈りです。毎年9月の下旬に、ヨシキリ池の周辺で行われるヨシ灯り展ですが、このヨシ灯りに使うヨシは、西の湖の周辺に群生しているヨシを使っています。ヨシは何もしなくても毎年芽吹いてくるように思われますが、何も手入れをしないと、だんだんヨシの材質が悪くなり、ヨシ以外の雑草が繁茂して、最後には荒地になってしまいます。良質のヨシにするためには、枯れたヨシを刈り取り、ヨシ焼きをして、新たな芽吹きを助けることが大切なのです。
 西の湖を吹き渡る風はまだまだ冷たいのですが、安土のまちではこうして着々と春を迎える準備が進んでいるのです。


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