2013年08月31日

昭和な夏まつり

昭和な夏まつり 「わたしらが子どもの頃、夏休み言うたらいろんな催しがあったな。」「そうやそうや。花火もあったし、戎神社のお祭りもあったね。」「愛宕さんの作りもんを見るのも楽しみやったわ。」「盆踊りもにぎやかやったな。」
コまち(コミセン+まち協の愛称)の職員はよくこんな会話を交わしています。「最近の子ら、何にもあらへんよな。」「それやったら、わたしらで子どもの夏の思い出作りをせえへん?」
 こうして企画したのが「コミセン昭和な夏まつり」なんです。「この夏、安土コミセンがおもしろい!」の最後の催し昭和な夏まつりです。コンセプトは・・・、もちろん“昭和”。自分たちの心に残っている“縁日”を再現しようと準備を始めましたが、あれもしたい、こんなこともあれば面白いと、準備を進める職員の目が輝いています。
 さあ、いよいよ当日。台風接近の予報もあり、天候を気にしながら「お客さん、来てくれるかなあ」とやきもきしていまいたが、夏まつりが始まる30分前には、子どもたちが集まり始めました。6時開会。お祭り会場のコミセン大ホールに、続々とお客さんがやってきました。屋台を覗くと昔懐かしい駄菓子が並んでいます。「は~い、この中から5種類選んでや」と駄菓子屋のおばちゃん。「どれにしようかな。」昭和な夏まつりと楽しみながら選ぶ子どもたち。隣には「飴ちゃんの掬い取り」コーナー。おっちゃんとジャンケンして勝ったら、箱の中の飴が掬えます。「わ~、こんな真剣にジャンケンするのって何年ぶりやろ~」とはしゃぐ年配のお客さん。
 「はいはい、そこのボン、ヨーヨー釣りせえへんか?」麦わら帽子に腹巻姿の夜店のおっちゃんが声をかけます。子どもたちが真剣な顔で、小さなプールに浮かぶ水風船を見つめています。
 長~い風船を自在に操って、動物や花の形にするバルーンアート。ボランティアグループ・たんぽぽの梅原さん昭和な夏まつりが、子どもたちに作り方を教えてくれています。子どもたちは興味津々。自分たちも見よう見まねで作り始めました。
 まち協の幹事さんたちも、夜店のおっちゃんに大変身。キャンデーやジュースを売っています。そうこうしている内に、ロビーから素敵な音色が聞こえてきました。毎週コミセンで練習を続けているコカリナ・ポポの皆さんによる演奏の始まりです。ロビーの簡易ステージの前は、たくさんのお客さんでいっぱいになりました。小さい子でも知っている曲が聞こえてくると、客席からは手拍子も起こりました。
 子どもたちの楽しそうな声が聞こえたのか、大ホールに昭和な夏まつり素敵なお客様が来てくれました。安土のゆるキャラ“らん丸君”です。子どもたちは大喜び。らん丸君の手を取って、一緒にらん丸音頭を踊り、楽しかった夏まつりは終わりました。
 協力をいただいた皆さん、遊びに来ていただいた皆さん。ありがとうございました。


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この記事へのコメント
このことが、こどもたちの良き思い出として心に残ればいいですね♪
Posted by くんちゃん at 2013年09月07日 10:11
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